今年の鏡餅は真空パックじゃなかったので、カビだらけになりました。
ちょいといいお餅を奮発したわけです。
息子が「もう食べられないね」というので
「何、言ってるの。お餅はカビだけとって食べるものなのよ」と教えます。
正直、そういうものなのかは分かりませんが、子供の時からそうしてきましたもの。
捨てるなんて勿体ない。
と、いかにも賢いかーさんのふりをしたのですが、固くなった餅のカビをとるのは大変でした~
うちで一番よく切れる包丁で削ったのですが、何度「もう捨ててしまおう」と思ったことか(+_+)
でも、頑張った甲斐がありました!
表面が固くなった餅は小さく割って焼くと表面がカリッとしてぜんざいに入れると本当に美味しいんです。
もともとのお餅も美味しかったのかも。
捨てなくてよかった。
「あの苦労の先にこんなにいいことが待っていたのか!」
と感動すらするほどです。
そんな訳で、食べるのに夢中になり、肝心のぜんざいに入れた画像を取るのを忘れてしまいました。
さて、年末に仕込んだ味噌が1か月を過ぎ、天地返しをしました。
大きめのボウルに味噌を移し、かき混ぜてまた瓶に戻します。
これをやらなくても、多分美味しい味噌は出来ます。
たくさん作る家はそんなこと出来ませんから。
でも、私はこの作業が好きなんです。
1か月経ってふたを開けます。
溜り(水分)が上がってるのを見てホッとします。(発酵が順調な証拠)
でも、ボウルに移し始めると豆の感じが残っていて、まだ味噌とは言えない感じ。
まだまだだな~と思いながら手で混ぜ始めると、仕込んだ時とは全く違う感触で、確かに味噌になりつつあるのを感じます。
その瞬間がもう嬉しくて幸せで…
自然の力に感謝というか、ああまた美味しい味噌汁がいただけるんだなあ~と。
そんな訳で気が付くと味噌を詰めて重りも乗せて、なんのこっちゃ分からん写真になりました。